2016年12月23日金曜日

地域の温かい見守りの中で冬休みの宿題を

【生麦学び・遊び場の会実施報告・生麦地域ケアプラザ

  22日に早くも終業式を終えた小学生。冬休みに突入した子どもたちは、クリスマスや年末年始のイベントに、心おどらせている様子でした。
 そんな楽しいイベントを前に、冬休みも宿題が出ていて、地域にお住まいの大人や小学校の元校長先生たちによる宿題のサポート活動「生麦活性化プロジェクト~生麦学び・遊び場の会~」が行われました。12月23日(金)と25日(日)に、小学校3,4年生の子どもたちを対象に実施され、夏休みの参加者数を上回るのべ40名以上の申し込みがありました。参加した子どもたちは目標を立て、冬休みの宿題や、先生たちが用意した割り算・かけ算・100ます計算などのプリントにも積極的に取り組んでいました。考えても難しくてつまずいてしまった時には、周りで見守ってくれている先生や地域の大人に質問したりして、自ら立てた目標に向かって一生懸命取り組んでいました。 
 このような取り組みが地域の方の熱い思いと協力によって夏休みから行われています。
これからも続けられ、長期休暇中も地域の方々の温かいまなざしの中で、子どもたちが安心して健やかに成長していきますようにと願っています。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)

2016年12月6日火曜日

世代を超えて元気いっぱいのおもちつき

【地域行事参加報告・生麦地域ケアプラザ】
 12月4日(日)生麦地域の10ある内4つの自治会・町内会でおもちつきが行われました。今年、生麦地域で行われた行事は、雨の中行われることが多い1年でしたが、この日は恵まれた晴天の元、小さな子どもからお年寄りまで大勢の方々が集まっていました。

 毎年恒例のおもちつきに私たちも参加させていただき、交わりの一時を過ごさせていただきました。年末に行われるおもちつきは、お正月に向けて一年を見守ってくださる神様に捧げる餅づくりとして大切にされています。町会によっては、100㎏近くもの餅米を用意されているところもあり、昼過ぎまでかけて大切に行われていました。
特に今回感じたことは、子どもと若手男性の存在です。餅米を炊く火の番や、かえし手などはベテラン勢がつとめられていましたが、若い男性が、汗を流しながら代わる代わる一生懸命ついていました。婦人部の方々や子ども会のお母さんが、つきたてのおもちに、きなこやお手製のあんこで仕上げの作業をされている後ろでは、子どもたちができたてのおもちを配ったり、時にはお父さんと一緒におもちをこねたり、ついたりして、にぎわっていました。そのような光景を、周囲に集まった方々もほほえましく見守られていました。

  このように世代を超えて、おもちつきという同じ体験に様々な形でかかわることで、地域で大切にされている伝統が受け継がれていくことを肌で感じました。
 (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)