2016年4月28日木曜日

生麦の伝統文化にふれて

【生麦甚句練習参加報告・生麦地域ケアプラザ

 4月28日(木)地域で行われている「生麦甚句」の練習にお邪魔してきました。
 「生麦甚句」とは、江戸城に新鮮な魚介類を献上する御菜八ヶ浦の一つとして栄えた生麦の漁師の心意気を伝える民謡です。現在、月に二回町内会館にて練習が行われています。
 とりあえず「大きな声で歌ってごらん」と気さくにウェルカムな雰囲気に包まれ、一緒に歌わせていただきました。難しくよく分からない歌詞の意味を伺うと、丁寧に教えてくださいました。また、踊る人や歌う人がやりやすいように盛り上げる囃子のポイントを教えていただき「声が響いていいね」とお世辞とは分かっていても、嬉しい気持ちになりました。
 甚句の練習だけでなく、生麦の話にも花が咲き、生麦で戦争体験をされた方の話や、今では花月園駅や住宅街になっているあたりまで、かつては海苔を干していたという話など、貴重なお話をたくさん伺うことができました。
 温かく迎えてくださった皆さんに感謝します。今後、生麦の伝統文化がますます地域で広まり、継承されていきますように祈っています。
                                  (生麦地域ケアプラザ 雪嶋星良)

2016年4月16日土曜日

「笑顔いっぱい!花いっぱい!」

【生麦エコキッズクラブ&生麦イケメンズ4月活動報告・生麦地域ケアプラザ
 新学期が始まり、生麦地域ケアプラザでも「生麦エコキッズクラブ」の歩みをスタートしました。「生麦エコキッズクラブ」とは、子どもたちが植物を育てる喜びを知り、自らの住む地域の自然を大切にする心を育むことを目的としています。事前の準備、当日の子どもたちの活動のサポートとして、地域の男性シニアボランティア「生麦イケメンズ」が活躍されています。「生麦エコキッズクラブ」がスタートして早くも3年目を迎え、子どもたちの自主性が輝きを増しています。「初めてのお友だちのために輪飾りを作りたい!」、「こんなゲームをしたらみんなで仲良くなれるかも」など、事前からエコキッズの活動のアイデアを持ち寄って、一緒に活動するメンバーのことを思い、準備している姿は微笑ましいものでした。
 

 4月16日(土)今年度1回目となる今回は、ピカピカの1年生から、毎年参加しているベテランの6年生まで、15名のエコキッズが集まりました。元気な70代のイケメンズも一緒になって子どもたちが考えたゲームを楽しみ、あっという間に学年・世代を超えて仲良くなりました。「生麦を花いっぱいにしよう!」というテーマの元、植木鉢に肥料、土を入れてペチュニア、マーガレット、ナデシコの3種類のお花を植え、思い思いにメッセージを書いたプレートをたてました。

 次回は5月21日(土)に、グリーンカーテンづくりとして、ゴーヤの苗や朝顔の種を植える予定です。夏に向けて、日々成長する様子を見て楽しまれる方や、暑さをしのいでケアプラザに立ち寄られる方から、例年ご好評いただいています。今年もみんなで思いを込めて育て、地域の皆様に見守られて、すくすく成長していくことを願っています。

 「生麦エコキッズクラブ」も「生麦イケメンズ」も新規メンバーは随時募集中です!ぜひ気軽に遊びに来てください。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)

 

2016年4月15日金曜日

季節感溢れるお食事で心も体も元気いっぱい!

【地域行事参加報告・生麦地域ケアプラザ
 4月15日(金)生麦地域ケアプラザの隣の生麦地区センターにて、生麦第一地区社会福祉協議会による「ふれあい給食会」が行われました。この「ふれあい給食会」では、地域の民生委員さんが中心となり、細部にまでこだわりのつまったの手作りの美味しい食事を用意されています。お一人暮らしの高齢者の方に、各町内会からチケットが配られ、チケットが回ってくるのを皆さんも楽しみにされています。
 今回のメニューは、桜をかたどったニンジンが飾りつけられた旬の筍ごはんや、エビと水菜、ふきのとうの天ぷら、筍やふきの煮物、お手製の漬物、そしてデザートには手作りのずっしり重みのあるおまんじゅうまで揃っていました。春らしさ溢れるご馳走を目の前に、思わず笑顔がほころびました。「こんなに食べられるかしら…」「普段1人だと簡単に済ませてしまうのよね」というような方も、話に花が咲き、箸が進んで気づくとペロリと召し上がられていました。箸入れも一つ一つ手作りで折られていて、「どうやって折るのかしら」と開いては折ってみたりと興味津々でした。

 私たちケアプラザの職員も、美味しい食事、楽しい交わりの時を一緒に過ごさせていただきました。「ふれあい給食会」終了後には、ケアプラザを会場として「福祉用具展示&福祉用具の説明会」を行い、実物をみながら使い方や機能の違いを地域の方にお伝えする機会となりました。
 地域の皆さまの健康を支える食を通した交わりが、地域の方の力で今後も広められ、元気に毎日笑顔で過ごせますように、ケアプラザも一緒になって歩んでいきます。
(生麦地域ケアプラザ・雪嶋星良)