2016年12月6日火曜日

世代を超えて元気いっぱいのおもちつき

【地域行事参加報告・生麦地域ケアプラザ】
 12月4日(日)生麦地域の10ある内4つの自治会・町内会でおもちつきが行われました。今年、生麦地域で行われた行事は、雨の中行われることが多い1年でしたが、この日は恵まれた晴天の元、小さな子どもからお年寄りまで大勢の方々が集まっていました。

 毎年恒例のおもちつきに私たちも参加させていただき、交わりの一時を過ごさせていただきました。年末に行われるおもちつきは、お正月に向けて一年を見守ってくださる神様に捧げる餅づくりとして大切にされています。町会によっては、100㎏近くもの餅米を用意されているところもあり、昼過ぎまでかけて大切に行われていました。
特に今回感じたことは、子どもと若手男性の存在です。餅米を炊く火の番や、かえし手などはベテラン勢がつとめられていましたが、若い男性が、汗を流しながら代わる代わる一生懸命ついていました。婦人部の方々や子ども会のお母さんが、つきたてのおもちに、きなこやお手製のあんこで仕上げの作業をされている後ろでは、子どもたちができたてのおもちを配ったり、時にはお父さんと一緒におもちをこねたり、ついたりして、にぎわっていました。そのような光景を、周囲に集まった方々もほほえましく見守られていました。

  このように世代を超えて、おもちつきという同じ体験に様々な形でかかわることで、地域で大切にされている伝統が受け継がれていくことを肌で感じました。
 (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)