2015年8月29日土曜日

残暑を乗り切るスタミナ料理!!

【男の料理教室実施報告・生麦地域ケアプラザ
 8月28日生麦にある居酒屋の若くて美人な先生が、簡単に作れるおいしい家庭料理を教えてくださいました。今回は残暑を乗り切るスタミナ料理、茄子の冷菜とぎょうざを作りました。

 まずは、茄子の冷菜から調理スタート!みじん切りした薬味に調味料を混ぜ合わせた特製タレの食欲をそそる香りで、調理室は満たされていました。そのタレに電子レンジで加熱した茄子をつけ込み、冷蔵庫で冷やすとあっという間に茄子の冷菜のできあがり!
 次に、茹でたキャベツやニラ、ネギ、ニンニク・生姜などをみじん切りし、ぎょうざのタネを作りました。巧みな包丁さばきをされる方から、初めて包丁を握るという方まで、一生懸命みじん切りをされていました。材料を手早く粘りが出るまで混ぜ合わせた後、包み方を先生から教えていただき、全員で協力して包みました。初めはタネを入れすぎて皮が破れてしまうこともありましたが、次第に慣れてきて、まるでお店のように均一のぎょうざがいくつも出来上がりました。一人ひとりがフライパンで焼くのにも挑戦し、こんがりきつね色の焼き目のおいしそうなぎょうざができあがりました。炊きたてのご飯と中華スープも一緒に、夕食としていただきました。

 普段一人だとどうしても買った物で済ませてしまうという方も、「やっぱり手作りはうまい!」「みんなで食べるとおいしさ倍増!」とお腹も心も満足気なご様子でした。調理しながらテキパキと後片付けも同時進行で進める手際の良さ、最後にシンクやコンロまで磨き上げてくださる姿には頭が下がる思いでした。初めてケアプラザに来たという男性やお一人住まいの男性同士、会話も弾み、地域でのつながりが深められる良い交わりの時となりました。
 少しずつ涼しくなっていますが、スタミナ料理を食べられたあの時のように、元気モリモリ、いきいきとした日々を送られますように願っております。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)

2015年8月24日月曜日

夏の終わりのひととき

【地域行事参加報告・生麦地域ケアプラザ

 8月22日(土)、23日(日)貝の浜緑地公園で第9回生麦盆踊り大会が行われました。この生麦盆踊り大会は、夏休みの最後の一時を、子どもたちが楽しめるようにという目的で行われています。子どもの大好きなゲームから、おいしいものが目白押しの屋台が立ち並び、当日は沢山の方がお祭にいらっしゃっていました。
 
 22日に演奏された生麦小学校の金管バンドは、横浜市歌に始まり話題の曲まで、夕暮れ時に素敵な音色を響かせてくれました。23日には、横浜市無形民俗文化財に認定されている生麦囃子がにぎやかに奉奏されました。両日とも夕刻より行われた盆踊りでは、小さな子どもから大人まで世代を超えて、男女問わずに踊られていました。生麦音頭や鶴見音頭、炭坑節や東京音頭にきよしのズンドコ節などにあわせ、大きな輪が二重、三重にもなっていきました。私たち職員も輪に交ざって踊らせていただき、夏の終わりを感じるひとときとなりました。

 今年は地域の方からお声掛けいただき、初めて生麦地域ケアプラザもブースを出させていただきました。おかしつりやバルーンアート、体力チャレンジなど、両日とも大勢の方が遊びに来てくださりました。普段ケアプラザにお越しくださる方と、地域でお会いできてお話にも花が咲き、たくさんの笑顔とパワーをいただきました。今回の売り上げは、東日本大震災復交支援の募金とさせていただきます。このような貴重な機会をいただき、地域の方とより深い結びつきを築かせていただけたことに心より感謝申し上げます。
 来年は記念すべき10周年!早くも今から楽しみです。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)



2015年8月21日金曜日

「夏のなまちゃんプログラム」最終回

【夏のなまちゃんプログラム実施報告・生麦地域ケアプラザ


 8月20日(木)ケアプラザの子育て支援事業に参加されている地域のお母さんを講師にお招きし、アイシングクッキーづくりを行いました。
 参加した子どもたちは全員、初めてのアイシングクッキーづくりにドキドキ、わくわくした様子でした。いきなりクッキーに色を付けずに、まず紙にまっすぐ線をひいてみたり、波状に線をひいてみたりしました。絶妙な力加減で、子どもたちも初めは「難しい・・」と苦戦していましたが、沢山練習をして、少しずつコツを掴んでいきました。縁取りをして色をつけ、デコレーションまで、真剣な表情でクッキーに向き合っていました。一人ひとりが思いを込めて作った世界に一つだけのクッキーが出来上がり、大事そうに両手で持って帰る姿はとてもかわいらしかったです。
 
 近隣にお住まいの様々な特技を持った方々のお力をお借りして実施した「夏のなまちゃんプログラム」も、最終回を迎えました。これを機に初めてケアプラザに足を踏み入れたという子どもや保護者の方もいらっしゃり、ケアプラザの存在、働きを知っていただく機会となりました。また身近な地域にお住まいの先生やボランティア、近隣の学校の枠組みを超えた子どもたちのよき交わりの時となりました。夏休みも残り少しですが、子どもたちの日焼けした姿と、一回り大きく成長した姿を頼もしく感じました。今回、様々な形でプログラム実施の為にお力を貸してくださった地域の皆さまに心より感謝申し上げます。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)

~認知症について正しい理解を~

【夏のなまちゃんプログラム実施報告・生麦地域ケアプラザ

 8月18日(火)夏のなまちゃんプログラムの一環で、「にんちしょうってなあに?」を行いました。生麦地域ケアプラザでは、昨年より小学生向けに認知症サポーター養成講座を夏休みに実施しています。今回参加するのは初めてという子どもから、二年連続で参加し、既に認知症サポーターの証であるオレンジリングを持っているよ!という子どもまで、一緒になって認知症について正しく理解し、それぞれに考え、学びを深める一時となりました。

 鶴見区の認知症キャラバンメイト「しおかぜ会」さんから、認知症についてお話しを伺いました。キャラバンメイトとは、認知症サポーターを養成する「認知症サポーター養成講座」を開催し、講師を務めてくださる方のことです。そして、生麦の認知症サポーター養成講座では、いつも大活躍のシニアクラブの名俳優・女優の方々が、寸劇を演じてくださり、分かりやすく認知症について子どもたちに伝えてくださいました。その後のワークでも、地域の方々が一緒になって取り組み、子どもたちを温かく見守り、サポートしてくださいました。

 認知症サポーターになった子どもたち一人ひとりが、社会で出会う様々な人に、思いやりの心を持って接し、今後も地域の一員として活躍されますように祈っています。
                     (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)

2015年8月14日金曜日

お好みトッピングで白玉パーティー♪

【夏休みおかし教室実施報告・生麦地域ケアプラザ

 8月5日(水)生麦地域ケアプラザで、夏休みおかし教室を行いました。近隣小学校の個別支援級に通う子どもたちが集まり、長い夏休みの間、お友だちや地域のボランティアとおかしづくりを楽しむ一時を持ちました。ケアプラザの近くにある別の小学校、異なる学年のメンバーが集まり、学校の枠組みを超えて、またボランティアとの世代を超えた交わりの機会となりました。
 今回は、「とうふでつくる!?白玉だんご」づくりに挑戦しました。材料の計量から、子どもたちが一生懸命取り組みました。とうふと白玉粉を手でまぜると、何とも言えないモチモチの感触で、子どもたちも気持ちよさそうに、こねていました。ひとまとめにしたら、ちいさく手のひらでコロコロと丸めて、お団子を作っていきました。それをゆで、氷水にあげて熱を取ったら白玉団子の出来上がりです。
 次に、トッピングの材料も自分たちで手作りしました。きなことキビ砂糖をまぜたり、お醤油とお水とお砂糖をまぜて、みたらしあんを作りました。きなこやみたらし、フルーツにアイスなど好きな具材をトッピングして、色々な味で白玉パーティーを楽しみました。お迎えにいらっしゃったお母さんも交えて、自分の作った白玉団子をお母さんに食べてもらい、子どもたちも嬉しそうでした。作るだけでなく、使った道具は自分たちで洗ったりふいたりと、後片付けもすることが出来ました。
 帰りがけには、地域にお住まいの先生やボランティアに、きちんとお礼を言って「また会おうね!」と帰っていき、清々しい気持ちにしてくれました。長い夏休みのほんの一時ではありましたが、楽しい交わりの時となりました。
                  (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)

2015年8月4日火曜日

5年に一度の貴重なひととき・・


宮神輿
【地域行事参加報告・生麦地域ケアプラザ
8月1、2日に生麦地域では杉山神社例大祭が行われました。
今年は5年に一度、氏神様が道念稲荷にお泊まりになられる年にあたり、生麦地域ケアプラザが開所してから初めて、例年とはひと味違ったお祭を地域の方々と一緒に体験させていただきました。
 
道念稲荷にて
8月1日は、生麦小学校の金管バンド演奏を皮切りに宵宮パレードが行われました。各町内会のお神輿が渡御し、ケアプラザの立地する町内会のお神輿を私たち職員も担がせていただきました。お神輿の渡御する旧東海道沿いには、赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる世代の地域の方が集まり、お祭を楽しまれていました。
第一部の宵宮パレードの後、旧東海道を端から端まで宮神輿(杉山神社のお神輿)が渡御しました。そのため、道念稲荷には宮神輿を担ぐ人が各町内から続々と集まり、集まった担ぎ手の多さに圧倒され、生麦地域の一体感を感じさせられました。夜まで渡御し、道念稲荷にお泊まりになられました。

宮出しの様子
翌日8月2日の本祭では、例年は杉山神社の急な階段で宮出しが行われますが、今年は、御旅所である道念稲荷で宮出しが執り行われました。その後、宮神輿は地域内をバトンでつなぐように渡御し、各町内会のお神輿もそれぞれの町内会を渡御しました。本祭では、「させ」というかけ声でお神輿を高く掲げ、「もめ」のかけ声でお神輿を揉む光景が繰り広げられ、迫力満点でした。夕方には、杉山神社の坂を登っていき、夕焼け空の元、厳粛な雰囲気の宮入となりました。

宮入りの様子
 
お祭に参加させていただくことで、より多くの地域の方と顔の見えるつながりが広まりました。中でも、「今度、○○会で健康に関するお話しをして欲しい」とか「もっとお神輿の担ぎ手を増やすために、こんな工夫をしているんだ」など、地域の方の熱い思いを伺うことができました。
生麦のことを、まだまだ知らない私たちに、地域のことやお祭のことを分かりやすく教えてくださる方、「来年もよろしく!」と声を掛けてくださる方がいらっしゃり、嬉しい限りでした。このように地域行事に参加した私たちを温かく迎え入れてくださった地域の方々に心より感謝いたします。
今後も生麦が一体となる素敵なお祭りが受け継がれていきますように。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)