2019年3月3日日曜日

スポーツで地域の交わり



33()生麦活性化プロジェクト主催の「YMCAサッカー教室」が生麦小学校で行われました。生麦活性化プロジェクトとは、生麦の歴史や風土を大切にしながら、地域での交わりの中で子どもたちに豊かな思い出を育んで欲しいという思いから立ち上がったプロジェクトです。サッカーを通した青少年の育成、まちの活性化を図ることを目的として、7度目となる今回、横浜YMCAのスポーツ専門学校サッカーコーチコースの学生リーダーが指導にあたりました。
 当日は、雨の降る中の体育館での実施となりましたが、50人を超える生麦小・中学の生徒たちがサッカーボールを使ったスキルアップやミニゲームに取り組むことができました。練習の中で中学生が小学生の蹴ったボールを拾ってあげたり「こっちだよ」と面倒を見る姿が見れたり、小学生は一生懸命にボールを追いかけていました。最後に行われた学生リーダーVS中学生の試合では、躍動感あふれる試合に小学生たちは大盛り上がり、応援の声が飛び交っていました。
 参加した子どもたちから、閉会式で楽しかったという感想を聞くことができ、サッカーというスポーツを通して、地域の方とも交わりを深める機会となりました。指導してくれたリーダーから参加賞のタオルをもらい、子どもたちはとても嬉しそうでした。
 こういった活動を通して子どもたちが交流を深め、地域がより元気な地域になるよう私たちもお力添えができればと思います。
(生麦地域ケアプラザ 鈴木 恵輔)




ピンクシャツデー2019


 2019年2月27日(水)はピンクシャツデーです。「ピンクシャツデー」は、2007年、カナダの学生2人から始まったいじめ反対運動です。ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを聞いた先輩2人が50枚のピンクシャツを購入、インターネットで「明日、一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけました。翌日学校では呼びかけに賛同した数百名の生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。
このエピソードはSNS等で世界中に広まり、今では70カ国以上でいじめに反対する活動が行われています。カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の最終水曜日でした。それ以降、2月の最終水曜日に私たちもいじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す1日としています。


 生麦地域ケアプラザでも「ピンクシャツデー」の取り組みを行いました。
いじめについてのメッセージを多くの子どもたちから大人の方まで書いてくださり本当にありがとうございました。ケアプラザにきてくださった方だけでなく、地域で行われている老人クラブの集まりでもピンクシャツデーについてお話しをさせていただきメッセージをいただけました。


 皆様からいただいたメッセージでいっぱいになったポスターを見ながらいじめについて友達と話し合う姿も見られました。また「うまくいっていない友達について考えるきっかけになって、仲直りできたよ」との声もいただきました。
 




 いじめ反対運動が世界中にひろがり、いじめのない世界になりますように。
(生麦地域ケアプラザ 鈴木恵輔 越谷憲治)