2020年1月13日月曜日

「わになるノート(鶴見区改訂版エンディングノート)」の講座


昨年12月と年が明けてからの110日の2回にわたり、生麦地域ケアプラザで「わになるノート(鶴見区改訂版エンディングノート)」の講座を行いました。
12月は、「わになるノート」の全体と前半部分の解説をおこない、1月は後半部分を医療や介護の問題と絡めて説明させていただきました。「エンディングノート」というと、同題名の映画が有名なことと、「エンディング」という言葉のイメージから、治らない病気や終活との関連が注目されがちですが、自分自身のことを改めて客観的にとらえたり、自分の好きなこと得意なことを思い出たり、懐かしい思い出を振り返りながら自分史を書くきっかけにしたり、とその活用方法はいろいろです。むしろ、自分自身を振り返ることが新たな楽しみの発見につながることもあるのです。それぞれの方が自分に一番あった方法で活用していただければよいと思います。
 
エンディングノートには、わになるノートのように地方自治体が無償配布しているもの以外にも、NPOや各種業界団体が作成しているものや、本屋や文房具屋で販売しているもの、インターネットでダウンロードできるもの、などいろいろな種類があります。書店を通して手に入れられるものだけでも100種類以上はありますから、どれがいいのか選び始めたらきりがありません。横浜市の各区で作成しているものは標準的な項目をかなりコンパクトにまとめたもので、そのなかでも鶴見区版は、今までの経験を生かして編集しているので、まず手始めに取り組むものとして適切なボリュームと内容にまとまっています。現在、生麦地域ケアプラザでは、「わになるノート」を地域の皆さまに配布させていただくために常備しております。地域のグループ様向けの講座のご相談も承っております。ご興味のある方、是非窓口にお声がけください。                                                                                              (生麦地域ケアプラザ 酒井・越谷)