2015年3月5日木曜日

サッカーを通した地域の交わり

【生麦地域ケアプラザ・生麦活性化プロジェクト「YMCAサッカー教室」報告】

 生麦活性化プロジェクト主催の「YMCAサッカー教室」が生麦小学校で行われ、60人を超える生麦小・中学校の子どもたちがサッカーを楽しみました。生麦活性化プロジェクトとは、生麦の歴史や風土を大切にしながら、地域での交わりの中で子どもたちに豊かな思い出を育んで欲しいという思いから立ち上がったプロジェクトです。サッカーを通した青少年の育成、まちの活性化を図ることを目的として、これまで3年間は、Jリーグ横浜F・マリノスのコーチを講師に招き、サッカー教室が行われてきました。4度目となる今回は、生麦地域ケアプラザの運営法人である横浜YMCAのスポーツ専門学校サッカーコーチコースの学生リーダーが指導にあたりました。
 当日は、時折小雨の降る曇り空でしたが、校庭でサッカーボールを使ったスキルアップやミニゲームに取り組むことができました。中学生がボランティアとして、小学生の相手役をつとめ、低学年の子どもも必死になってボールを追いかけ、小さな体をめいいっぱい使ってサッカーを思う存分楽しんでいました。すぐに子どもたちは仲良くなり、学年の枠を超えて、○○ちゃんと呼び合っていました。最後に行われた学生リーダーVS中学生の試合では、学生リーダーやボランティアとして活躍した中学生に、小学生が大きな声を張り上げて、声援を送っている姿が印象的でした。
 参加した子どもたちから、閉会式で楽しかったという感想を聞くことができ、サッカーというスポーツを通して、地域の方とも交わりを深める機会となりました。生麦活性化プロジェクトの方から景品をもらい、子どもたちはとても嬉しそうでした。
 このように、地域の方の子どもに対する熱い思いが引き継がれ、生麦がますます元気溢れる地域となりますように祈っております。そして、ケアプラザもその一助となれるように、今後も一緒に歩ませていただきたいと思います。
                                   (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)