2016年9月10日土曜日

いざという時に備えて親子で体験!

【地域行事参加報告・生麦地域ケアプラザ

910日(土)三麦会主催の「三麦デイキャンプ2016」が生麦小学校で行われました。三麦会とは「子麦=学校」「親麦=家庭」「生麦=地域」が相互に関わり合いを深め、共に大きく成長したいという願いをこめて7年前に誕生した生麦小学校の‘おやじの会’です。
 このデイキャンプは、防災をテーマに行われ、着衣泳や野外炊飯、起震車などを通して親子でいざという時にどのような行動ができるのか、親子で考え、実体験する機会となりました。着衣泳では、横浜北YMCAの講師より自らの命は自分で守る大切さを学びました。洋服を着たままプールに入ったことの無い参加者も多く、濡れた服の重さや水の抵抗に驚かれていました。水に落ちた時の対処法や実際に溺れている人を見つけたらどうするかなど、具体的なシチュエーション別に体験することができました。ケアプラザ職員の背浮きの見本にもあたたかな拍手をいただき感謝しています。

続いて行われた野外炊飯では、防災備蓄倉庫を見学し、非常用発電機と炊事ユニットを使ってお米を炊きました。かまどづくりや火おこしも自分たちの力で、カレー作りに挑戦しました。地元のお肉屋さんが切ってくれたお肉や、八百屋さんで買った立派な野菜がごろごろ入ったカレーを炊きたてのご飯にかけて、みんなでおいしくいただきました。力を合わせて作ったカレーの味は格別で、鍋はあっという間に空っぽになりました。
今回100名近くもの親子が集まり、普段できない貴重な体験と、豊かな交わりの時を持つことができました。日本各地で自然災害が相次いでいますが、自らの暮らす地域で、いざという時に大切な地域のつながりが広まり、深められたことを実感する一時となりました。
 (生麦地域ケアプラザ 今井 朋子、雪嶋 星良)