2019年3月3日日曜日

ピンクシャツデー2019


 2019年2月27日(水)はピンクシャツデーです。「ピンクシャツデー」は、2007年、カナダの学生2人から始まったいじめ反対運動です。ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを聞いた先輩2人が50枚のピンクシャツを購入、インターネットで「明日、一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけました。翌日学校では呼びかけに賛同した数百名の生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。
このエピソードはSNS等で世界中に広まり、今では70カ国以上でいじめに反対する活動が行われています。カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の最終水曜日でした。それ以降、2月の最終水曜日に私たちもいじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す1日としています。


 生麦地域ケアプラザでも「ピンクシャツデー」の取り組みを行いました。
いじめについてのメッセージを多くの子どもたちから大人の方まで書いてくださり本当にありがとうございました。ケアプラザにきてくださった方だけでなく、地域で行われている老人クラブの集まりでもピンクシャツデーについてお話しをさせていただきメッセージをいただけました。


 皆様からいただいたメッセージでいっぱいになったポスターを見ながらいじめについて友達と話し合う姿も見られました。また「うまくいっていない友達について考えるきっかけになって、仲直りできたよ」との声もいただきました。
 




 いじめ反対運動が世界中にひろがり、いじめのない世界になりますように。
(生麦地域ケアプラザ 鈴木恵輔 越谷憲治)