2015年2月6日金曜日

健口講座を行いました

生麦地域ケアプラザ・健口講座のご報告
 生麦地域ケアプラザ地域包括支援センターでは、より健康に過ごして頂くために介護予防教室を行っています。24日(水)「健口講座」を実施しました。いつまでもおいしいものを食べられて、たのしいおしゃべりを続ける為にはどうしたら良いか。「歯」は一生付き合う身体の一部なのにどんなお手入れ方法があるのか。講師に歯科衛生士さんをお呼びしてお口の健康講座をしていただきました。おいしそうなココアクッキーを教材に、舌を使わず食べてみる、頬を抑えて食べてみる実習をしました。参加者からの反応は「食べれませーん」「のみ込めません」という同じ反応が出ました。単に食べるといっても唇、頬、舌、のどの働きの大切さがわかりました。次にうがいの実習では、様々なうがいの方法で食べたものの汚れがとれることもわかり、すっきりと爽快感が味わえました。口の中の汚れをそのままにしていると、味覚が鈍くなるだけでなく誤嚥性肺炎になってしまう危険性まであるということを知る機会となりました。介護が必要になるときは、転倒してけがをしたことがきっかけだったり、脳卒中を機に介護保険申請されたりすることが多いです。今回は、口の中の機能障害がきっかけで介護が必要になることもあるということが理解できました。できるならば、食事の楽しみはいつまでも持ち続けたいと再認識できた時間でした。
 次回は、225日(水)10001130「きれいで爽やかなお口にするには そして、滑舌よくおしゃべりするには」です。また、お口に関する健康知識が普及・啓発できる機会になればと思っています。
(生麦地域ケアプラザ 三箇山 恵)