2015年4月25日土曜日

個性の光るパンづくり

男のパン教室実施報告・生麦地域ケアプラザ
 4月25日(土)生麦地域ケアプラザでは、今年度第一回目となる男のパン教室を行いました。普段ケアプラザをご利用いただく方の男女比を見ると、圧倒的に女性の割合が高いという現状があります。そのような中で、男のパン教室は、男性がケアプラザに足を運ぶきっかけとして、また、
地域での新たな出会いの場として、ご活用いただいています。パンづくりを通して、手作りの楽しさを味わうと同時に、一人暮らしの男性が、地域にお住まいの仲間と一緒になって、共に食事をする交わりの時を大切にしています。
 今回はバターなしのヘルシーで、経済的なベーコンエピづくりにチャレンジしました。レシピを見た参加者から、「おー!ベーコンに海老とは、ずいぶん豪華だ!楽しみだね?」とお声があがりましたが、残念ながら‘海老ではなくエピ’でした。

 エピの作り方は、地域にお住まいの先生に教えていただきました。エピは、麦の「穂」を意味し、細長くのばした生地に、はさみで深い切れ込みを入れて、生地を左右交互に倒し、穂の形状にして焼くとできあがりです。実際、材料を混ぜ合わせ、生地をこねるところから挑戦しましたが、いざ生地に切れ込みを入れるとなると、一度で潔く入れる勇気が必要で、切れ込みをいれた生地を左右交互に倒すのも難しく、なかなか思い通りの形にはなりませんでしたが、ちぎって食べやすく、外はかりっとできました。個性豊かなエピが出来上がり、思い通りにはならなくても、手にへばりついた生地を一生懸命一つにまとめ、焼き上がったパンはやはり最高!とほおばっている姿はとても幸せそうでした。
 今後も、生麦地域ケアプラザでは、地域にお住まいの男性、子育て中のママ、小学生を
対象としたパン教室だけでなく、どなたでもお気軽にご参加いただけるように、対象を限定しない形でのパン教室も予定しています。ぜひ、手作りの楽しさを味わってみませんか。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)