
子どもから大人までが一緒になって大蛇を担ぎ、「蛇も蚊も出たけい、日和の雨けい、出たけい、出たけい」というお囃子に合わせて町内を練り歩きます。地域から刈り集めた萱で、地域の方々の手によって編み上げられた蛇は、なんと20メートル程にも渡る大蛇です。「こんな曲がりくねった道に、20メートルもの蛇が入れるの?!」と思うような路地裏奥深くまで練り歩きます。家々の玄関先では、蛇を高く上げて無病息災を祈願します。私たちスタッフも、地域の皆さんと一緒になって蛇を担がせていただきました。また、ケアプラザの中を蛇が通り、祈願していただきました。
今回参加させていただき、このような伝統的なお祭が、地域の方の力によって続けられ、今後も生麦の子どもたちに引き継がれることを願われている熱い思いが伝わってきました。そして何よりも、ケアプラザを地域の行事に迎え入れてくださる温かさを改めて感じました。この場をお借りして、地域の皆様に心より感謝申し上げます。これからも、地域の皆様が健やかに過ごすことが出来ますように、心よりお祈り申し上げます。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)