2015年8月4日火曜日

5年に一度の貴重なひととき・・


宮神輿
【地域行事参加報告・生麦地域ケアプラザ
8月1、2日に生麦地域では杉山神社例大祭が行われました。
今年は5年に一度、氏神様が道念稲荷にお泊まりになられる年にあたり、生麦地域ケアプラザが開所してから初めて、例年とはひと味違ったお祭を地域の方々と一緒に体験させていただきました。
 
道念稲荷にて
8月1日は、生麦小学校の金管バンド演奏を皮切りに宵宮パレードが行われました。各町内会のお神輿が渡御し、ケアプラザの立地する町内会のお神輿を私たち職員も担がせていただきました。お神輿の渡御する旧東海道沿いには、赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる世代の地域の方が集まり、お祭を楽しまれていました。
第一部の宵宮パレードの後、旧東海道を端から端まで宮神輿(杉山神社のお神輿)が渡御しました。そのため、道念稲荷には宮神輿を担ぐ人が各町内から続々と集まり、集まった担ぎ手の多さに圧倒され、生麦地域の一体感を感じさせられました。夜まで渡御し、道念稲荷にお泊まりになられました。

宮出しの様子
翌日8月2日の本祭では、例年は杉山神社の急な階段で宮出しが行われますが、今年は、御旅所である道念稲荷で宮出しが執り行われました。その後、宮神輿は地域内をバトンでつなぐように渡御し、各町内会のお神輿もそれぞれの町内会を渡御しました。本祭では、「させ」というかけ声でお神輿を高く掲げ、「もめ」のかけ声でお神輿を揉む光景が繰り広げられ、迫力満点でした。夕方には、杉山神社の坂を登っていき、夕焼け空の元、厳粛な雰囲気の宮入となりました。

宮入りの様子
 
お祭に参加させていただくことで、より多くの地域の方と顔の見えるつながりが広まりました。中でも、「今度、○○会で健康に関するお話しをして欲しい」とか「もっとお神輿の担ぎ手を増やすために、こんな工夫をしているんだ」など、地域の方の熱い思いを伺うことができました。
生麦のことを、まだまだ知らない私たちに、地域のことやお祭のことを分かりやすく教えてくださる方、「来年もよろしく!」と声を掛けてくださる方がいらっしゃり、嬉しい限りでした。このように地域行事に参加した私たちを温かく迎え入れてくださった地域の方々に心より感謝いたします。
今後も生麦が一体となる素敵なお祭りが受け継がれていきますように。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)