2015年9月16日水曜日

いざという時に備えて

【生麦地域ケアプラザ・地域行事参加報告】

 9月12日(土)三麦会主催の「三麦デイキャンプ2015」に参加しました。三麦会とは、「子麦=学校」「親麦=家庭」「生麦=地域」が、それぞれに関わり合いを深め、共に大きく成長したいという願いをこめて6年前に誕生した生麦小学校の親父の会です。
 第一部では、横浜北YMCAのスタッフを講師に、生麦小学校では初となる着衣泳体験会を行いました。着衣のままプールに入ったことは無いという参加者が、ほとんどでしたが、水に落ちた時の対処法や、浮いて待つためにはどうしたらいいのか、また実際におぼれている人を見かけたらどうするかなど具体的なシチュエーションを考えて、実際に体験することができました。

 続いて行われた第二部の屋外炊飯では、非常用発電機と炊事ユニットを使って屋外で炊飯を行いました。普段なかなかできない薪割り体験をし、お手製のかまどでカレーづくりをしました。子どもたちが皮をむき食べやすい大きさに切った野菜と、地元のお肉屋さんで買ったお肉がゴロゴロ入ったカレーを炊きたてのご飯にかけて、みんなでおいしくいただくことができました。

 今回の三麦会のイベントには、総勢82名もの参加者が集まり、豊かな交わりの時となりました。参加者はお客様でなく主体的に動くことが求められ、いざという時にどのような行動ができるのか、親子で学ぶことができました。相次いで日本各地で心痛ましい自然災害が起こっていますが、自らの暮らす地域で、いざという時に大切になる地域のつながりが広まり、深められたことを実感する一時となりました。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)