2015年9月30日水曜日

個性豊かな麦の「穂」

生麦地域ケアプラザ・「地域向けパン教室」実施報告】

 9月30日(水)地域向けパン教室を行いました。対象を限定せずに、どなたでも気軽にご参加いただけるため、世代を超えた交流の機会として、また地域での新たな出会いの場ともなっています。
 「この形、パン屋さんでよく見るけど・・一体どうなってるの?!」と思わず考え込んでしまうようなエピづくりに取り組みました。


 麦の「穂」を意味するエピは、細長くのばした生地に、はさみで深い切れ込みを入れ、生地を左右交互に穂の形状にしていきます。言葉では簡単そうですが、はさみで生地に深い切れ込みを入れるのは、なかなか勇気がいる作業です。そのため、一つ一つのパンは個性豊かで、焼き上がるまでの時間は香ばしい香りがケアプラザ中に漂い、とても楽しみな時間でもあります。

 生麦地域ケアプラザは、地域の皆さまから付けていただいた愛称「麦の風」と呼ばれています。それに因んで、エピづくりをすることになった!という訳ではないのですが、不思議なつながりを感じました。
 今回ご参加された方々は、ケアプラザのパン教室に参加されるのは初めて!というフレッシュなメンバーでした。料理は苦手だけど、パンを作ってみたくて参加したという方も、お子さんをおんぶして参加されたママも、和気あいあいとした雰囲気の中、手作りの楽しさを味わうことができたようです。「また絶対来るわ!」と帰って行かれる姿から、内から溢れる喜びが伝わってきました。今回の出会い、体験がお一人お一人にとって、今後さらにいきいきとした生活の一歩につながっていきますように。
             (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)