2015年11月14日土曜日

~実り豊かな秋まつり Part.2~

三館合同秋祭り実施報告②・生麦地域ケアプラザ

 らくがきせんべい
 前回に引き続き、三館合同秋祭り二日目の様子をご報告いたします。
 11月8日(日)は、予報通りのお天気で、朝からしとしと・・と恵みの雨が降り続けました。そのような足下の悪い中ではありましたが、前日に引き続き、多くの方々がお越しくださり、感謝申し上げます。



個性豊かなキーホルダー
 縁日コーナーでは、ヨーヨーつりや、らくがきせんべいを楽しむことができました。中でも今年初めてとなる、らくがきせんべいは、自分の好きな絵をせんべいに描いて食べられるということで、子どもたちに大人気でした。
 生麦イケメンズによるクラフトづくりのブースには、常時子どもたちが集まり、個性あふれるキーホルダーづくりに取り組んでいました。間伐材から作られたてんとうむし、くわがた、かぶとむしに真剣な表情で色を塗っていました。


火を使わずにクッキングの様子
 災害時の食を考える機会として、生麦第二地区のヘルスメイトの皆さんにご協力いただき、「火を使わずにできるクッキング」も行われました。参加された方からは「非常食はあまりおいしいモノはないと思っていたけど、火を使わずに身近な食材でこんなにおいしく栄養バランスの取れたものができるとはびっくりした」「その時にあるモノで発想を転換することが大事なのだと、考えるきっかけになった。」という感想を聞かせていただきました。同じフロアでは、災害時のグッズとして、新聞紙からスリッパを作ってみよう!というイベントも行われました。


 毎年11月に横浜YMCAで行っている平和月間の取り組みの一環として、平和のはとを紙ねんどで作りました。また、小学生が思いを込めて書いてくれたピースツリーに、それぞれが平和の願いを込めてつづったはとを飛ばしました。平和の実現を願い、身近なところで、できることから行動していきたいという思いを新たにさせられました。

紙ねんどで「平和のはと」づくり
ピースツリー

 中庭の屋台には、地域の方が多数ブースを出店してくださり、活気に満ちていました。手慣れた手つきで、温かくておいしいごはんを満面の笑顔で振る舞ってくださり、生麦地域の温かさと強さを感じる一時となりました。 
 午後からは「のど自慢カラオケ大会♪」が行われ、好きな歌を通して、子どもからご高齢の方まで幅広い世代の方が交わる一時となりました。FINALイベントの「みんなでおどろう盆踊り♪」では、古くから踊り継がれている素敵な踊りを皆さんで輪になって楽しみ、心も体もリフレッシュして、大盛り上がりの内にお祭のフィナーレとなりました。

 2日間のお祭りの模様を報告させていただきましたが、振り返ってみると、このような盛りだくさんのイベントを行うために、地域の皆様のお支えなくしては、実現できないことだらけでした。実施にあたり、いつもケアプラザを利用されている地域の方がボランティアとして携わってくださり、2日間で100名以上の方にご協力いただきました。それぞれが得意な分野でお持ちの力を存分に力を発揮してくださり、まさに生麦のパワーを感じました。2日間の売り上げは、全て国際地域協力募金とさせていただきます。今後とも、地域の皆様の力をお借りして、共に歩ませていただければと願っております。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)