2016年2月27日土曜日

わたしたちの住んでいるところってどんなところ?

【地域行事参加報告・生麦地域ケアプラザ
 2月27日(土)「生麦の道100年紀委員会」による第1回「生見尾(うみお)発見塾」に参加してきました。1889年から1921年に、生麦村・鶴見村・東寺尾村・馬場村の一部が合併して生見尾村になりました。
「生見尾発見塾」では、‘わたしたちの住んでいるところは、どんなところなのだろう?住んでいても知らないことがいっぱい!’ということで、江戸時代に開創された正泉寺を会場に、本堂が人でいっぱいになるくらい大勢の方が集まりました。
 冒頭に代表のご挨拶の中で「生きている内に何をやったかということより、何を伝えていくかが大切」と語られていた言葉が印象に残りました。5部構成で行われた第1回は、「発見学」で‘生見尾について学び’、「発見会」で‘生見尾についてさらに発見する’という内容で行われました。生見尾で現存するものとして生見尾踏切や生見尾バーバー(床屋)、生見尾消防服などの情報や実物が共有され、貴重な一時となりました。
日頃、ケアプラザで地域の皆さんと接する中で、地域の歴史や文化に触れる貴重な機会をいただき感謝しています。恥ずかしながら、勉強不足でまだまだ知らないことだらけの私自身も、改めてもっと生麦について知りたい!との思いを強くさせられました。
 今回ご参加された方にとどまらず、次世代を担う若い人も含め、より多くの方に、どうすれば伝えていくことができるのか、今後の生麦の道100年紀委員会の活動を楽しみにしております。
 熱い生麦愛とたくさんの歴史・文化等に関する知識、資料だけでなく、無形の文化財等、数え切れないほど豊かな皆さんのお力を集約して、地域について知り、発見することで、これからの生麦を築いていく一歩につながりますように。
                                  (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)