2016年3月24日木曜日

「つっぱり棒をつけてみよう!」

【ボランティア講座実施報告・生麦地域ケアプラザ
 3月19日(土)生麦地域ケアプラザでボランティア講座を行いました。
地域で何かしてみたいけど・・ボランティアってどんなこと?そんな疑問にお答えしつつ、活動のきっかけとして、家具転倒防止対策を体験するワークを取り入れた講座を行いました。
  市内で実際に活動されている講師から「自らの身を自分で守るためにできることから始めよう」と、家具転倒防止についての説明を受けました。参加者の中には、既に家具転倒防止に取り組まれている中で疑問があったようで、質問が相次ぎました。            
 その後、ケアプラザのロッカーに転倒防止用具を取り付けました。実際に取り付けてみることで、道具の説明だけでは分からない多くの気づきがありました。どこにどう取り付けると効果的か、見栄えが良いか、やりやすい手順など、参加者同士意見を出し合い、講師にアドバイスをもらい取り組んでいました。飛び込みで参加された男性が「実はこういうの得意なんだ」と手慣れた様子で取り付けていたり、意外な一面を垣間見ることができました。
 参加された方から、「家に帰ってからやってみる!」「自分の家だけでなく、隣近所や町会のひとり暮らしでできない人向けに広めていきたい!」と広まりを見せそうな声を聞くことができました。このような地域の方の熱い思いを今回だけで終わらせることなく、今後も継続した活動となるように、次回は4月23日に「身近な地域でできることって・・?」をテーマにミーティングを行います。どなたでもお気軽にお越しください。
(生麦地域ケアプラザ・雪嶋 星良)

2016年3月7日月曜日

こころも身体も育む地域の力

【生麦活性化プロジェクト「YMCAサッカー教室」報告・生麦地域ケアプラザ
  

 3月6日(日)生麦活性化プロジェクト主催の「YMCAサッカー教室」が行われました。生麦活性化プロジェクトは、地域で世代を超えた交わりの機会として、サッカーを通して青少年の健全な育成、まちの活性化を図ることを目的に行われています。昨年に引き続き、生麦地域ケアプラザの運営法人である横浜YMCAのスポーツ専門学校サッカーコーチコースの学生リーダーがボランティアで指導にあたりました。当日は70人以上の生麦小・中学生が集まり、おもいっきり体を動かしサッカーを楽しみました。
 

 3色鬼や手つなぎ鬼などバラエティー豊かなウォーミングアップで体を温め、ドリブル・パス・シュートなどのスキルアップを図ることができました。ミニゲームでは「ゴールを決めたら、ハイタッチかパフォーマンスをしなければ得点とみなされない」という独特のルールもあり、円陣を作って声を掛け合い、一致団結して取り組んでいる姿が印象に残りました。
 サッカーの技術を向上させるだけでなく、ボールの動きに合わせてゴールを目指すにはどうすればいいのかなどの頭脳面や、互いに気持ちよく相手を思いやってプレーできるような基本的なマナーに関してもリーダーからアドバイスがあり、子どもたちも真剣に取り組んでいました。最後に行われたリーダー対中学生の試合では、小学生が尊敬の眼差しでプレーを観戦し、即興の応援歌でエールを送っていました。
 中には大活躍して勢い余って悔しい思いや痛い思いをして涙を流した子もいましたが、閉会式では「楽しかった!」という感想を聞くことができ、言葉で表さなくても一人ひとりの表情から溢れ出す気持ちが伝わってきました。今後も地域の方の温かい思いが引き継がれ、次世代を担う子どもたちが輝き、地域の宝が継承されますように祈っております。ケアプラザもその一助となれるように、今後も一緒に歩ませていただきたいと思います。
 (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)


 

2016年3月5日土曜日

ゆらゆら体験に夢中

YMCAつるみ保育園
地域子育て支援活動 「親子でどっきどっき体験」 のご報告】
3月5日(土)に鶴見中央地域ケアプラザにて、曲芸師の天野耕太さんをお迎えして、親子体験のイベントをおこないました。地域のみなさん(子ども18人、大人14人)、YMCAつるみ保育園、YMCAかわさき保育園、その他の保育園の子どもたち28人他 計80人にご参加いただきました。
 
               まず、天野さんのパフォーマンスです
太いパイプと板を使います

 
パイプの上の板に乗ったローラーバランス芸にみんなくぎ付けです


 パイプをどんどん積み上げて、今にも落ちそうです
会場には悲鳴が!

ローリングしながら、さらにはジャグリングも

子どもを誘って「できるかな?」   大人だってできますよ

では、みなさんもチャレンジしてみましょう


           子どもも大人もみんな「やってみた~い!」
           天野さんのパフォーマンスを見ていると、
           「むずかしそう!わたしには出来そうもない」と思っていましたが…
           
やってみると、こんなに楽しいことはありません。
              みんなすぐに、バランスをとる遊びに夢中になりました
 
天野さんいわく
「できることが大切なのではなく、緊張しながらも集中したり、
興味をもってチャレンジするその体験こそが貴重なんです」


天野さんは13歳の時、単身でスペインに渡り、世界的団体「ベンポスタスサーカス」に入団。
サーカスのパフォーマンスを通じて平和のメッセージを伝え、ヨーロッパ南米各地を巡業されたそうです。
 緊張感の中で、言葉や文化が違う場所で生活し、「異なるもの」に触れ、それを受け入れていく毎日の新鮮な体験が、平和につながっていると感じてきたということです。

 素晴らしいパフォーマンスを見られただけでなく、自らチャレンジし、夢中になって取り組むことができた「どきどきわくわく」のイベントでした。
(YMCAつるみ保育園 松本慶也)