2016年3月7日月曜日

こころも身体も育む地域の力

【生麦活性化プロジェクト「YMCAサッカー教室」報告・生麦地域ケアプラザ
  

 3月6日(日)生麦活性化プロジェクト主催の「YMCAサッカー教室」が行われました。生麦活性化プロジェクトは、地域で世代を超えた交わりの機会として、サッカーを通して青少年の健全な育成、まちの活性化を図ることを目的に行われています。昨年に引き続き、生麦地域ケアプラザの運営法人である横浜YMCAのスポーツ専門学校サッカーコーチコースの学生リーダーがボランティアで指導にあたりました。当日は70人以上の生麦小・中学生が集まり、おもいっきり体を動かしサッカーを楽しみました。
 

 3色鬼や手つなぎ鬼などバラエティー豊かなウォーミングアップで体を温め、ドリブル・パス・シュートなどのスキルアップを図ることができました。ミニゲームでは「ゴールを決めたら、ハイタッチかパフォーマンスをしなければ得点とみなされない」という独特のルールもあり、円陣を作って声を掛け合い、一致団結して取り組んでいる姿が印象に残りました。
 サッカーの技術を向上させるだけでなく、ボールの動きに合わせてゴールを目指すにはどうすればいいのかなどの頭脳面や、互いに気持ちよく相手を思いやってプレーできるような基本的なマナーに関してもリーダーからアドバイスがあり、子どもたちも真剣に取り組んでいました。最後に行われたリーダー対中学生の試合では、小学生が尊敬の眼差しでプレーを観戦し、即興の応援歌でエールを送っていました。
 中には大活躍して勢い余って悔しい思いや痛い思いをして涙を流した子もいましたが、閉会式では「楽しかった!」という感想を聞くことができ、言葉で表さなくても一人ひとりの表情から溢れ出す気持ちが伝わってきました。今後も地域の方の温かい思いが引き継がれ、次世代を担う子どもたちが輝き、地域の宝が継承されますように祈っております。ケアプラザもその一助となれるように、今後も一緒に歩ませていただきたいと思います。
 (生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)